さんぼんあしのきつね
三本足の狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山小屋で百物語をした夜、現れた化物が三十人の舌を抜いたが、眠らぬ飯炊きがまさかりでその足を切った。
- 細部
- 山仕事に出た者たちが小屋にこもり、夜な夜な百物語を語り合っていたところ、本当に化物が現れて、眠り込んでいた三十人もの舌を次々に抜いて殺してしまったのだという。ところが飯炊き役の一人だけは眠らずに起きていたため難を逃れ、忍び寄る化物の足をまさかりで切りつけた。翌朝になって正体を確かめてみると、その化物は黒沢川に棲む三本足の狐であったことがわかったのだという。
- 広まり方
- 『伝承文芸』1990年掲載、国学院大学民俗文学研究会による伝説の調査記録に収められている。
- 地域
- 秋田県横手市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ