さんぼんあしぎつね
三本足狐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 冬に薪きりで山泊まりした三十人のうち二十九人まで、三本足狐に舌を抜かれて食われてしまった。
- 細部
- ある冬のこと、三十人ほどの男たちが薪きりのために山へ入り、一夜を小屋で明かすことになったという。ところが夜のうちに三本足の狐が忍び込み、眠っている者たちの舌を次々に抜いては食らっていき、とうとう二十九人までもがやられてしまった。難を逃れたのはただ一人、一番端のほうで寝ていた飯炊き役の男だけであった。異変に気づいたこの男は手にしていたまさかりで狐に打ちかかり、なんとかその場をしのいだのだという。
- 広まり方
- 『伝承文芸』1990年掲載、国学院大学民俗文学研究会による伝説の調査記録に収められている。
- 地域
- 秋田県横手市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ