さんぼく
産朴
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 秋祭りで花火師が筒の破裂により死んだのは、その妻が産の穢れにあったためと説明された。
- 細部
- 村の秋祭りの場で、煙火師が筒割れの事故に遭って命を落とした。人々はこの災いの理由を、当人の技量や仕掛けの不備ではなく、妻が産朴すなわち出産にともなう穢れの状態にあったことに求めた。神事に関わる者が穢れに触れていれば祭りの火が荒ぶるという考え方であり、産をめぐる禁忌がいかに重く扱われていたかを示す。事故の原因を身内の身の上に結びつける語りは、共同体が不慮の死を受け止めるための説明でもあった。
- 広まり方
- 1999年の『伊那』に載る桜井伴の記事、人の一生-清内路で育つ-に記録がある。
- 地域
- 長野県阿智村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ