さむとのむじながみのちょうじょ
寒戸のムジナ神の長女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寒戸のムジナ神の長女が北鵜島へ嫁ぐことを前もって知らされたEが、真更川のはずれに連なる提灯の火を目にしたという。
- 細部
- 関のEという人物は、寒戸のムジナ神の長女が北鵜島の湯の花にある家の二男へ嫁入りすることを、あらかじめ知らされていたという。嫁入りの夜、Eが真更川のはずれのあたりを見やると、二列に連なる提灯の明かりがゆらゆらと浮かんでいるのが見えた。人間の婚礼行列と変わらぬその光景に不思議を覚えたEは、後日電話を使って北鵜島の様子を確かめてみたところ、同じような提灯の火が確かに北鵜島まで続いていたことが分かったという。目に見える現象と後から得られる裏づけとが一致することで、ムジナ神の一族が人間さながらの婚礼を執り行っているという話に信憑性が加わっている。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編23 民俗2』(1984年)所収、山本修巳「行者とムジナ」に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ