さくぬしにあだをなすた
作主にあだをなす田
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 農地解放で手に入れた田は作主にあだをなすと言われ、妻の死や婿の大怪我が続いたという。
- 細部
- いわき市四倉町の水田をめぐる話。戦後の農地解放によってこの田を手に入れた者は、作る人にあだをなす田だと以前から言われていたにもかかわらず耕作を始めた。すると、その人は妻を亡くし、さらに婿も大怪我を負うなど不幸が続いて起きたという。地元ではこれらの災いはすべてこの田の祟りによるものだと語られており、四倉町に伝わる祟りの田をめぐる話のひとつに数えられている。
- 広まり方
- 1969年の『東北民俗』所収、和田文夫「祟りの田の話(一)」に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ