さくがみ
作神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 秩父市大滝では初午の朝に早起きして空の臼を打ち鳴らし、正月飾りの松の残りを焚くと、その煙に乗って作神が天へ登るとされた年中行事。
- 細部
- 秩父市大滝地区には、初午の朝に行われてきた年中行事が伝わっている。この朝は普段より早く起き出し、何も入っていない臼を三度つくという所作をまず行うのだという。続けて、正月に飾っていた松飾りの残りを庭先で焚き上げ、立ちのぼる煙を見送る。この煙に乗って、田畑の実りをつかさどる作神が天へと登っていくのだと信じられてきた。空臼を打つ音と正月飾りを焚く煙とを組み合わせた、初午の朝ならではの送り神の習わしとして、地域に語り継がれている。
- 広まり方
- 1982年刊行『西郊民俗』所収、落合裕子「秩父地方の蚕神信仰(六)」に記録されている。
- 地域
- 埼玉県秩父市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ