さけうるおうな
酒賣る媼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 文政3年頃、京の町に酒を売る媼という妖怪が出没し、行き合うと一家に疫病が広がるとして人々が魔除けの札を貼った。
- 細部
- 文政3年頃、京都洛中のあちこちに酒賣る媼と呼ばれる妖怪が出没したという。この妖しい老婆がひとたび家の前を通り過ぎると、その一家そろって疫病にかかってしまうと恐れられていた。そこで人々はどの家も門口の戸に「京に上酒あり」という文句を書いて貼りつけ、この妖婆を家に寄せ付けないためのまじないとしていたと伝わっている。当時の京都で流行した疫病除けの風習のひとつとして紹介されている話である。
- 広まり方
- 1933年刊『郷土研究上方』所収、林春隆「食味随筆贅六百話(十五)お化けと上方」に記録がある。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ