かねやまのさけのおおすけをさけるよる
金山の鮭の大助を避ける夜
国内
未確認生物
- どんな話か
- 特定の夜に「鮭の大助今通る」という声を聞くと死や凶事に見舞われるとされ、聞かぬよう身を慎んだという。
- 細部
- 旧暦十一月十五日前後の夜になると、「鮭の大助今のぼる」「鮭の大助今通る」といった声が響くとされ、これを耳にした者は死んでしまう、あるいは数年のうちに死ぬと恐れられていた。語られる日付は十一月十五日のほか十二月五日、一月十五日・十六日など家や地域によって幅があり、声を聞かぬよう子どもを早めに寝かせたり、皆で酒盛りをして騒いだり、耳を手でふさいで過ぎるのを待ったりと、対処の仕方も複数伝わっている。禁忌の夜とその避け方が土地ごとに語り継がれている。
- 広まり方
- 1987年の『有屋の民俗―山形県最上郡金山町有屋地区―』所収、東洋大学民俗研究会「七 信仰」に記録がある。
- 地域
- 山形県金山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ