しんじょうのさけのおおすけのかわのぼり
新庄の鮭の大助の川上り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 最上川を統べる鮭の大助が川を上る姿を見ると大病になるとされ、川祝いの晩は川端に出ないという。
- 細部
- 新庄市を含む最上川流域に伝わる鮭の大助という存在についての話。鮭の大助とは、群れをなす鮭たちの先頭に立って川を上っていく特別な鮭であるとされる。地元では毎年11月11日の晩に鮭漁の終わりを祝う川祝いが行われるが、この夜だけは川端に出てはならないという掟がある。なぜなら、この晩に鮭の大助が多くの魚を引き連れて上流へ向かう姿を目にしてしまうと、見た者は重い病を負ってしまうからだという。豊漁の感謝を捧げる祝いの夜が、同時に鮭の大助という主だった魚への畏れを示す夜でもある。
- 広まり方
- 1975年の『季刊民話』に掲載された武田正・大友義助「最上川物語」に記録がある。
- 地域
- 山形県新庄市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ