きたかたのことばをはなすかいぎょ
喜多方の言葉を話す怪魚
国内
未確認生物
- どんな話か
- 飢饉で身投げが相次いだ無行沼で禁を破って魚を釣ると、人語を話し歯の生えた口で笑ったという話。
- 細部
- 無行沼と呼ばれるこの沼は、かつて飢饉のときに大勢の人が身を投げて命を落としたと伝えられる場所で、ここで魚を釣ってはならないという固い言い伝えがあった。ところがある日、事情を知らないよそ者がやってきて、構わずこの沼で釣りをしてしまう。すると釣り上げた魚が、なんと人間の言葉を発してニィーッと笑い出し、その口の中には歯までもが生えていたのだという。禁を破った者への戒めとして語り継がれてきた怪異である。
- 広まり方
- 1974年の『季刊民話』所収、竹内智恵子・瀬川拓男「民話対談奥会津の風土と民族詩」に記録がある。
- 地域
- 福島県喜多方市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ