さかきばしら
逆木柱
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 元結商の伊勢屋で病人が続出し、占いで柱を逆さに使った祟りと分かったが、歌を詠んだところ祟りが止んだという。
- 細部
- 元結を商う伊勢屋という店が家を新しく造作してから、病人が次々に出るようになった。占わせたところ、柱を上下逆さに使った逆木柱の祟りであるとの答えが出た。しかしその柱は建物の構造上取り替えることができない場所にあったため、代わりに祈祷を行おうとしていた。そんな折、ある人が、元結を扱う家であれば逆さ柱くらいで何を苦しむことがあろうかという趣旨の歌をこしらえて聞かせたところ、不思議なことに病人が出ることはそれきりぴたりと止んだのだという。
- 広まり方
- 1976年刊『日本随筆大成第一期』所収、伴蒿蹊『閑田次筆』に記録がある。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ