さかき
榊
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 安養寺の榊は伐った者が必ず腹痛に苦しむとされ、明治維新の頃に鎌を打ち込んだ男が血のような樹液と叫び声のあと倒れたと伝わる。
- 細部
- 安養寺に生える榊の木には、これを伐りとると必ず腹を痛めるという言い伝えがあった。明治維新前後のこと、血気にはやったある男がこの言い伝えを信じず鎌を木に打ち込んだところ、切り口からはまるで血のような液体がにじみ出し、どこからともなく叫び声が響いたという。男はその場で激しい腹痛に襲われて倒れ込んだと語られており、神木に刃を立てた報いが即座に身に表れたことになる。
- 広まり方
- 1939年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「丹波国船井郡の地名伝説、その他」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ