とおののなんざんとさいのかみ
遠野の難産とサイの神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 難産で妊婦が苦しむと、鞍を置いた馬を引き歩かせ、立ち止まった所でサイの神が乗ったとする風習が遠野にある。
- 細部
- 遠野市に伝わる出産にまつわる風習である。妊婦の陣痛がひどく苦しみが長引くようなとき、家で飼っている馬に鞍を置き、馬が自分から立ち止まるまでその場を引いて歩かせる。馬がふと足を止めた瞬間こそ、サイの神がその鞍にお乗りになったしるしなのだという。このとき馬はまるで重みを受けたかのように汗をかくとも語られている。
- 広まり方
- 1942年刊行の『民間伝承』所収、山下久男「サイの神」に記録された話。
- 地域
- 岩手県遠野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ