ひだしのふたごをまつるさいのかみ
飛騨市の双子を祀るサイの神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 旅先で妹と知らずに愛し合った兄が身を投げて死んだ双子の霊を祀ったのがサイの神で、双子の子はその生まれ変わりとされた。
- 細部
- 宮川町には、昔ある双子の兄妹をめぐる悲しい伝えが残っている。旅に出た兄は行く先で女郎と情を交わすようになるが、後にその相手が実の妹であったと知り、二人はともに身を投げて命を絶った。この二人の霊を祀ったのがサイの神であるという。この地方では双子が生まれると、サイの神の生まれ変わりだと考えられ、あえて別々の家で育てたうえで、成長してから改めて夫婦にしてやる習わしがあったと伝えられている。
- 広まり方
- 1957年の『西郊民俗』掲載、平瀬拠英「信仰の諸相―岐阜県吉城郡坂下村―」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県飛騨市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ