さいじんさまのひうちいし
祭神様の火打石
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 祭神様を祀る岩を割って持ち帰ったところ火打石になったといい、その岩の下にはスッポンが棲むとされ村人に恐れられている。
- 細部
- この岩は祭神様そのものを祀る御神体として扱われていたが、ある男が参拝の折にその一部を割り取って持ち帰ったところ、割れた欠片が火打石として使えるものに変わっていたという。またこの岩の下にはスッポンが棲みついているとも語られており、御神体をみだりに欠くことへの戒めとあわせて、村人たちに恐れられる存在となっていた。岩を割るというささやかな行為が、思いがけない変化と危険な同居者の噂を呼び込んだことになる。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「山谷に関する伝説―京都府船井郡に於ける―」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ