さだめ
定め
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 七歳で水に取られる運命を知った父が守ろうとしたが、水の字の暖簾で子は命を落とした。
- 細部
- 生まれた子は七歳になったとき水に誘われて死ぬ定めを負っている、と父親は知らされた。父は何とか難を逃れさせようと手を尽くし、水辺から遠ざけたという。ところが当の七歳の誕生の日、子は水の一字が記された暖簾に首を掛けて死んでしまった。水難を避けたつもりが、水という文字そのものが定めを果たす形になっており、逃れようとする行いがかえって予言を成就させる型の話である。
- 広まり方
- 1941年の雑誌『ひだびと』所収、武田明「父二峰村の民俗記」に記録が残る。
- 地域
- 愛媛県久万高原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ