さちうえもんぎつねののろい
幸右衛門狐の呪い
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 狐の巣だった山を畑に変えた男が、毎晩鳴き続ける狐の声に苦しめられ、ついに気が触れて命を落としたという。
- 細部
- いなべ市北野のチンチボ山は、もとは狐の巣だった。気の強い幸右衛門はその土地を買い取り、畑として使い始めた。すると夜ごと狐が現れ、人間の子と狐の子のどちらがかわいいのかと問いかける声を上げた。繰り返される声に責め立てられるうち、幸右衛門はしだいに心を乱し、最後には気が狂って命を落とした。この話は『民間伝承』1943年の「狐の噂」(木全圓壽)に記録されている。
- 広まり方
- 『民間伝承』1943年掲載の木全圓壽「狐の噂」による。
- 地域
- 三重県いなべ市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ