さば
鯖
国内
未確認生物
- どんな話か
- 漁に誘って盲目の父を置き去りにした息子だが、父は大きな鯖の背に乗って浜まで運ばれ、以来一族は鯖を食べないと伝わる。
- 細部
- 目の見えない父親を漁に連れ出すふりをした息子が、途中で父を置き去りにして一人で帰ってしまった。取り残された父親はどうすることもできずにいたところ、一匹の大きな鯖が現れ、その背に乗せられて無事に浜まで送り届けられたという。父親はこの恩に報いるため、牛を屠って鯖に食べさせ、以後は子や孫の代まで決して鯖を口にしてはならないと言い残した。この言い伝えにより、その血筋では鯖を食べない習わしが続いているという。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』所収、比嘉春潮「球陽伝説抄(二)」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県宮古島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ