りゅうとう
竜燈
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寛永20年、仙波の寺での法事の最中に明星水から竜燈と呼ばれる光が現れ、客殿南面の杉の枝にのぼり、人々が驚いて拝んだという。
- 細部
- 寛永20年、川越の仙波にある寺で法事が営まれていたときのことである。境内にある明星水と呼ばれる水場のあたりから竜燈と呼ばれる不思議な光が現れ、客殿の南側にあった杉の木の枝へとゆっくり上っていったという。突然目の前に現れたこの不可思議な光景に、居合わせた人々は大いに驚き、その場で手を合わせて拝んだと伝えられている。竜が灯すとされるこの燈火の出現は、寺の由緒を彩る霊異譚の一つとして書き残され、今に語り継がれている。
- 広まり方
- 1974年刊行の『日本随筆大成第二期』所収、栗原信充による随筆「柳庵随筆」に記されている。
- 地域
- 埼玉県川越市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ