なかつのりゅうじょとあまごいのりゅうじゅ
中津の竜女と雨乞いの竜珠
国内
未確認生物
- どんな話か
- 天明5年、自性寺の海門老師が雨乞いを行った際に竜女が現れ、成仏を願って竜珠を残していったという話である。
- 細部
- 中津市新魚町にある自性寺に伝わる話である。天明5年、同寺で海門老師が雨乞いの祈祷を執り行っていた最中、竜女が姿を現したという。竜女は自らの成仏を老師に願い出て、祈りが叶えられると、感謝の証として竜珠と呼ばれる珠を残して去っていったと伝えられる。雨乞いという農耕儀礼と、竜神が仏道による救済を求めるという仏教説話的な要素が結びついた伝説であり、寺の由緒として語り継がれてきた。
- 広まり方
- 1970年発行の『近畿民俗』所収、高谷重夫「竜女成仏譚―雨乞習俗と伝説―」に記録されている。
- 地域
- 大分県中津市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ