りゅうじんさま
竜神様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 芦ノ湖と山中湖の竜神は夫婦とされ、七月十五日の月夜に男神が妻のもとへ通ったという。
- 細部
- 二つの湖に住まう竜神は夫婦であり、芦ノ湖の側が男、山中湖の側が女だと語られる。七月十五日の月の明るい晩になると、芦ノ湖の竜神は妻に会うため湖を出て山中湖へ向かった。その日、山王の波元は白く盛り上がって見えたといい、百姓たちはその様子を眺めながら、作柄が豊かであることと大水の出ないことを祈ったという。湖と湖を結ぶ神の往来が、水量や天候をめぐる農の関心と結びついている点に特色がある。
- 広まり方
- 1980年の『常民文化研究』所収、林富美子「相模の民話⑧」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県小田原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ