りゅうじんさま
竜神様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 田代潟に鎮座する竜神様は旧暦十九日に参拝を集め、森岳の人が訪れると必ず雨が降るとされる。
- 細部
- 毎月十九日、旧暦の日取りに合わせて田代潟では竜神様への参拝が行われ、三月には阿仁や青森など遠方からも潟参りの人が集まった。ところが体の穢れがある者は潟へ立ち入れない決まりがあり、代わりに参ろうとした人が賽銭を何度潟へ投げ入れても、なぜか手元に戻ってきたと語られている。逆に森岳の住民が馬の骨を潟に投げ込むと竜神は激しく怒り、その怒りが雨を呼ぶとして雨乞いに用いられた。この竜神はもともと森岳の人間が潟の水を飲み続けた末に神へ姿を変えたものとされ、森岳の者が潟を訪れると必ず雨が降ると言い伝えられている。
- 広まり方
- 1969年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による秋田県山本郡二ツ井町旧響村の調査に記録がある。
- 地域
- 秋田県能代市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ