わじまのりゅうじんがまもるへぐらじま
輪島の龍神が守る舳倉島
国内
未確認生物
- どんな話か
- 舳倉島の龍池に住む龍が乙女の姿で一九上人を訪ね、読経を頼んで消えた後、島を波から守るようになったという。
- 細部
- 輪島市海士町の舳倉島には、龍池のほとりに一九上人という僧が庵を結んでいたという言い伝えがある。ある月の美しい夜、一人の乙女が上人のもとを訪れ、自分は池に棲む龍であるが余命がわずかであるとして、読経を頼み、それを果たしてくれれば末代までこの島を荒磯の波から守ると告げて姿を消した。上人が言われたとおりに読経を行い、翌朝、海女に池の底を探らせてみると、龍の頭の骨が沈んでいたという。それ以来、波が島に上がってくることはなくなったと伝えられ、龍神への弔いが島を守る力に転じた話として語り継がれている。
- 広まり方
- 1934年の雑誌『島』所収の「舳倉島の龍池」という記事に記録がある。
- 地域
- 石川県輪島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ