りゅうじん
竜神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 備中・備後の国境の稚児が池と、伯耆大山のふもとの赤松の池は地下でつながっているとされ、竜神が二つの池を行き来すると語られている奥出雲町の伝え。
- 細部
- 奥出雲町(仁多郡)に伝わる竜神伝説で、備中と備後の国境にある稚児が池と、伯耆大山の山麓にある赤松の池という、離れた二つの池を結びつけて語られている。この二つの池は地中深くで水脈がつながっているとされ、竜神がその通路を通って二つの池の間を自在に行き来していると言い伝えられている。遠く離れた山と山、池と池が地下でひとつながりになっているという発想が、この土地の水にまつわる信仰の広がりを物語っている。
- 広まり方
- 1973年の『民間伝承』に掲載された、高谷重夫「雨乞の家筋」に記録されている。雨乞いに携わった家筋を調べた論考の中で、竜神と池をめぐる伝えとしてあわせて紹介されたものである。
- 地域
- 島根県奥出雲町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ