はだののりゅうじんをおこらせるあまごい
秦野の竜神を怒らせる雨乞い
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 雨乞岳で祈った帰りに滝へ木の枝を投げ込み、竜神を怒らせて雨を得たという雨乞い。
- 細部
- 日照りが続くと、法印を先頭に鉦や太鼓を打ち鳴らしながら雨乞岳を目指し、頂上で雨を願う。祈りを終えて下山する道すがら、四十八瀬川の上流にある黒竜の滝へ立ち寄り、六根清浄を唱えつつ木の枝を投げ入れる。すると滝に棲む竜神が汚されたことに腹を立て、その怒りが雨となって降るのだという。神へ丁重に願うだけでなく、あえて怒らせて雨を引き出す発想が組み合わされており、汚穢による雨乞いと呼ばれる型に属する行事である。
- 広まり方
- 1973年の『近畿民俗』所収、高谷重夫「雨乞の一方法-汚穢による雨乞-」と、1977年の『神奈川県史 各論編5 民俗』第六編第三章第二節に記録がある。
- 地域
- 神奈川県秦野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ