りゅうぐうのかみさま
竜宮の神様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 祠として祀られることは少ないが、大和村大棚のノロが唱える祝詞には竜宮の神様やネリヤの神様、テルコの神様の名が登場し、漁祭りでは豊漁が祈られる。
- 細部
- 奄美諸島では、竜宮の神を祀る神祠そのものはあまり多くないが、ノロ(祝女)が儀礼で唱えるカミグチと呼ばれる祝詞の中には、その名がたびたび登場する。大和村大棚のノロが旧暦九月九日に行う浜御願では、竜宮の神様のほか、ネリヤの神様、テルコの神様という呼び名も唱えられる。また、新しく造った船を拝む漁祭りの折には「ジュウゴウ神様」という呼びかけとともに竜宮の神に豊漁が祈願されるという。祠を持たない神が、祝詞の言葉の上でこそ生き続けている例といえる。
- 広まり方
- 1986年の『国立民族学博物館研究報告別冊』に掲載された下野敏見「南西諸島の海神信仰」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県大和村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ