りゅうぐうぶち
竜宮淵
国内
未確認生物
- どんな話か
- とろう淵とも呼ばれる竜宮淵では、必要な膳椀の数を告げて頼むと竜宮から貸し出されたが、数を間違えて返したため貸与が絶えたという。
- 細部
- 日之影町にある竜宮淵は別名をとろう淵といい、甲斐家の先祖が祝儀などで膳や椀が足りないとき、淵に向かって必要な数を告げて借用を願い出ると、翌日には必ずその数だけ竜宮から用意されていたと伝わる。ところがある時、借りた膳椀の数を間違えたまま淵へ返してしまい、それを境に二度と貸してもらえなくなったという。異界との約束を違えたことで恩恵が絶たれるという、膳椀貸し淵に共通する型を示す話である。
- 広まり方
- 1992年刊『宮崎県史 資料編 民俗2』所収、矢口裕康「民間説話の種々相」に記録がある。
- 地域
- 宮崎県日之影町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ