かみじまちょうのりゅうぐうへのさけそなえ
上島町の竜宮への酒供え
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 船上で酒を飲むとき、まず竜宮への供えとして数滴を海へ落とす習わし。
- 細部
- 船の上で酒を口にする機会があると、飲み手はその前に竜宮へ差し上げるものとして酒を海面へ垂らした。航海の無事と豊かな漁を願っての作法である。特別な祭日ではなく、酒を飲むという日常の場面のたびに繰り返される点にこの習俗の性格がある。海を単なる作業の場ではなく、主のいる領域として扱う意識が日々の所作に埋め込まれていた。
- 広まり方
- 1960年の『あゆみ―郷土研究会報―』所収、森正史ほかによる「民間信仰」の報告による。
- 地域
- 愛媛県上島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ