りゅうごんさん
リュウゴンサン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 龍王神のことで、海へ刃物を落とすと祟るため、落とした際は五色の糸を供えて詫びた。
- 細部
- 吉海町でリュウゴンサンといえば龍王神を指す。海中に刃物を落とすことを何より嫌い、うっかり落とせば祟りを受けるとされた。もし落としてしまった場合の作法は決まっていて、五色の糸を供えたうえで断りを申し述べる。刃物という金気のものが海の神の領域を侵すという発想と、色糸によって詫びを形にする作法が組み合わさっており、漁を生業とする土地ならではの禁忌と赦しの手続きになっている。
- 広まり方
- 1983年の『愛媛県史』のうち、佐々木正興による御霊信仰の項に記されている。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ