ふくいしのりゅうとうとぶつぞう
福井市の竜灯と仏像
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寮町では金龍が童女に姿を変え阿弥陀像を寺へ運び、糸崎町では観音を祀った松に夜ごと竜灯が立ったと伝わる。
- 細部
- 北陸地方に伝わる龍燈伝説のうち、福井市内に残る二つの話である。寮町では、池に棲むという金色の龍が光を放ったのち、幼い童女の姿に変わって阿弥陀如来像を寺へ運んできたと語り継がれている。一方、糸崎町には、禅海上人が亀の背に乗って糸崎浦へ渡ってきた折、海の上に不思議な光を見つけた浦人たちがいぶかりながら引き上げてみると観音像であったため、寺に祀ったという話が残る。この観音は霊験あらたかな仏であったことから菩薩たちの来迎も伴い、渚に立つ松の木には夜ごとに竜灯と呼ばれる光が立ちのぼったと伝えられている。
- 広まり方
- 1989年の『加能民俗研究』所収、小倉学「北陸の龍燈伝説」に、福井市内の二例として記録されている。
- 地域
- 福井県福井市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ