りゅう
龍
国内
未確認生物
- どんな話か
- 田村神社本殿の普請で禁忌の淵を見た者が龍を目撃して急死し、道具を拾われた大工も血を吐いて死んだという祟りの話。
- 細部
- 田村神社の本殿を普請する際、淵を覆っていた板を取り替える必要が生じ、作業員がそれまで誰も目にしたことのなかった淵の中をのぞき込んでしまった。すると淵の中から、三間ほどもある頭と紅色の舌を持つ龍が鎌首をもたげてきたという。これを見てしまった者は急に気分が悪くなり、そのまま命を落としてしまった。さらに、龍に工具を拾い上げられてしまった大工の一人も、その直後に血を吐いて死んでしまったと伝わっている。決して見てはならないとされていた淵を暴いたことへの祟りとして語られている話である。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』に収める草薙金四郎「讃岐土俗伝説誌 其ノ二」に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ