すざかのぼんちをしずめたりゅう
須坂の盆地を沈めた龍
国内
未確認生物
- どんな話か
- 求婚を断られた青年が正体を現して盆地を水没させた話と、臥龍山の名の由来が伝わる。
- 細部
- 須坂の龍の伝えは二つある。一つは領主の娘をめぐる話で、十七になった美しい娘に見目のよい青年が求婚したが、領主はこれを退けた。とたんに空がかき曇り、暴風雨と山鳴りが起こって一帯の盆地は濁った水に沈んだ。娘は落命し、その傍らには大きな龍が横たわっていたという。もう一つは臥龍山の由来で、かつて海であった場所が地の変動で隆起して陸となったとき、龍が姿を現し、それが今の山になったと語られる。
- 広まり方
- 1931年の『郷土』に載る久富徹の須坂の伝説と、1932年の『民俗学』に載る小泉清見の長野県伝説集に記録がある。
- 地域
- 長野県須坂市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ