りゅう
龍
国内
未確認生物
- どんな話か
- 淵の底の朱を採って暮らす兄弟のうち弟が独占を図り兄を締め出すが、自ら作った偽の竜が生きていて弟を飲み込んだという話。
- 細部
- 昔、ある兄弟が淵の底から朱を採取して生計を立てていたという。ところが弟は、その朱を独り占めにしようと企み、何らかの策を用いて兄が淵に近づけないようにしてしまった。その後、弟一人で朱を採りに淵へ向かったところ、以前弟自身がこしらえて淵に置いていたはずの竜の作り物が、いつのまにか本物のように生命を得ていて、弟をそのまま飲み込んでしまったのだという。欲に目がくらんだ末に自分の作った偽物に命を奪われるという、因果応報を語る話である。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に載る武藤鐵城「赤淵の朱」にこの話が記されている。
- 地域
- 秋田県仙北市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ