かまぬまのりゅう
かま沼の竜
国内
未確認生物
- どんな話か
- かま沼の主の竜は望みの品を貸し出したが、膳を壊して返した家に祟ったと語られる。
- 細部
- かま沼にはかつて竜が棲みついており、人が入り用の道具を願うと何であれ都合してくれたという。ところが膳を借りた者が足を折ったまま黙って返したことがあり、以後その家には災いが降りかかったと伝えられる。貸し物をめぐる約束事の破りが祟りを招くという筋立てで、沼の主が村人の暮らしと契約めいた関係を結んでいた点が語りの核になっている。返礼と作法を欠けば恩恵が反転するという教えが読み取れる。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承、池の伝説の項に収められている。
- 地域
- 長野県南木曽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ