みなみあるぷすのふちのあくりゅうをとくおしょう
南アルプスの淵の悪竜を説く和尚
国内
未確認生物
- どんな話か
- 戦国時代、淵にひそんでいた悪竜を雲玄洞大和尚が仏の教えで諭して立ち去らせ、その跡地に竜泉院が建てられたと伝わる。
- 細部
- 天文の頃、深い淵に一匹の悪竜が棲みつき、里の者たちを悩ませていたという。そこへ雲玄洞という大和尚が訪れ、竜に向かって仏法を説き聞かせたところ、竜はその教えに心を動かされて姿を消し、二度と淵に現れることはなかったと伝わる。竜が去ったのちの跡地には寺が建てられ、これが竜泉院の起こりだとされている。寺の名にも、かつてそこに竜が住んでいたという記憶が刻まれている。
- 広まり方
- 1970年の『近畿民俗』に載った、高谷重夫「竜女成仏譚―雨乞習俗と伝説―」という論考に基づく。
- 地域
- 山梨県南アルプス市
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ