みうらざかのりゅう
三浦坂の龍
国内
未確認生物
- どんな話か
- 庄屋が坂を登っていた際、俄かに雲が湧き、海上で龍が水を吸い上げるのを目にしたという話。
- 細部
- 江戸時代の弘化二年四月、三重県北牟婁郡紀北町で、庄屋の兼次郎が三浦坂を登っていた。突然雲が湧き、海上には龍が水を吸い上げる姿が現れた。それは黒い気が一本に立ち上がるように見えたが、まもなく雲は収まり、気持ちよく日が差した。竜巻にあたる現象を龍の仕業と見立てた伝承と考えられる。雑賀貞次郎「『群居雑記』抄」(『旅と伝説』1935年)に記録されている。
- 広まり方
- 雑賀貞次郎による1935年の随筆「群居雑記」抄(『旅と伝説』)に記されている。
- 地域
- 三重県紀北町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ