くずりゅう
九頭龍
国内
未確認生物
- どんな話か
- 多田村に化け物が出て人々が難儀していたところ、源満仲が射落とすと頭が九つある龍の姿で、その地に九頭大権現として祀られた。
- 細部
- 川辺郡多田村にある九頭社の起こりを語る話である。かつてこの土地には正体不明の化け物が住み着き、人々は恐れて戸を閉ざし、村の行き来さえ途絶えるほどであったという。そこで源満仲が弓を構えて白羽の矢を放ち、これを地上に射落としたところ、その姿は龍に似て頭が九つもある異形であった。満仲はこの地に祠を建てて九頭大権現と名付けて祀り、以後は静かな土地に戻ったと伝えられている。
- 広まり方
- 1932年の『兵庫県民俗資料』に掲載された、河本正義「摂播奇石志その一」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県川西市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ