ふじかわのりゅうじょのせっきょうとてらのゆらい
富士川の竜女の説教と寺の由来
国内
未確認生物
- どんな話か
- 竜禅和尚の説教を美女に化けて聞きに来た竜女が病床の父竜に伝え、父子とも教化されて寺が建てられた由来。
- 細部
- 富士川町に伝わるこの話は、竜禅という名の和尚にまつわるものである。ある日、美しい女に姿を変えた竜女が、竜禅の説教を聞きに人知れずやって来た。竜女は自分の父である竜のもとへ帰ると、聞いてきた説教の内容を語って聞かせた。その話に父子ともども深く心を動かされ、教化を受け入れたところ、病の床にあった父竜の病気までもがすっかり治ってしまったという。回復した竜は、そのお礼のために竜禅のもとを訪れたと伝えられている。この出来事を聞き知った村人たちは、竜がもといたとされる淵のかたわらに寺を建てることにし、それが今に伝わる南明寺の始まりだという。
- 広まり方
- 1970年の『近畿民俗』に高谷重夫が寄せた「竜女成仏譚-雨乞習俗と伝説-」に記録されている。
- 地域
- 山梨県富士川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ