こびなたおおまがりのりゅうしょうてん
小日向大曲の竜昇天
国内
未確認生物
- どんな話か
- 竜が姿を変えた老僧が水を求めて訪れ、硯の水を与えられた後に大風雨とともに昇天したという話。
- 細部
- 寛政の頃、小日向大曲で竜の昇天があると、事前に老僧が家々を回って注意を促していた。旗本の土屋某がその老僧を屋敷に招いて話を聞くと、実は自分は竜であり、水がないため昇天を待っていると明かした。土屋氏が硯の水を神酒徳利に入れて渡すと老僧は喜んで受け取り、数日後、晴れていた空が急に大風雨に変わったため、老僧が昇天したのだろうと察したという。降った雨が墨のように黒かったと伝わる。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第一期』所収「宮川舎漫筆」(宮川政運、1976年刊)による。
- 地域
- 東京都文京区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ