あまくさのおまんのりゅうのぼり
天草のお万の竜昇り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 平家の軍船が進水せずにいたところ、美女お万が油を注いで船出させたが嵐とともに消え、のちに竜となって天へ昇ったと伝わる。
- 細部
- 平家の水軍がこの地で軍船を建造したものの、どうしても進水させることができずにいた。そこへ近郷で評判だった美女、油屋のお万が現れて船台に油を注ぐと、船はようやく滑り出し、同時にあたりは激しい嵐に包まれた。嵐がおさまったときには、軍船もろとも、お万の姿もどこにも見当たらなくなっていたという。お万の両親がその後、夢に現れた娘のお告げのとおりに青竹を三本入江に浮かべたところ、水の中からお万は竜となって現れ、そのまま天に昇っていったと伝えられている。
- 広まり方
- 『西海辺記』1977年掲載、明瀬文夫(当時の坂瀬川小学校校長)による伝説「おろが池」に記録がある。
- 地域
- 熊本県天草市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ