ながのしのそらをかけたりゅうま
長野市の空を駆けた龍馬
国内
未確認生物
- どんな話か
- 桐原の野に現れ天皇へ献上されたという神馬で、のちに聖徳太子を乗せ空を駆けたと伝わる。
- 細部
- 長野市郊外の相原神社では藁で作った馬を奉納する習わしがあり、その由来として『桐原八景』の伝えが語られる。水内郡の相桐、すなわち桐原の野に、成務天皇の御代の壬申の年二月八日、龍馬が姿を現した。村の長がこれを捕らえて天皇に献じたが、天皇の崩御ののち馬は空へ舞い上がり不尽山へ入ってしまう。推古天皇の代になって山を出て甲州へ下ったところを曽我の大臣が捕らえ、聖徳太子に献上した。太子はこの馬に乗って七日のあいだ空を駆け、霊山の奥へ分け入ったという。太子が没した際には葬送に加わり、廟の前で息絶えたと伝えられる。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』所収、川口榮三「信越伝説玩具吹寄せ」に記録がある。
- 地域
- 長野県長野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ