ろうまつのせい
老松の精
国内
未確認生物
- どんな話か
- 阿古耶姫の琴の音を聞いていた老松の精が、切られる前夜に若者の姿で現れ供養を願った伝説。
- 細部
- 阿古耶姫が奏でる琴の音を、毎晩ひそかに聞き続けていた老松の精がいたという。この松が橋の材料として切られることになったその前夜、老松の精は若者の姿を借りて姫の前に現れ、自分の供養をしてほしいと願い出た。翌朝、木を切り倒そうとしても大木はまったく動かず、困った人々の前で阿古耶姫が優しく言葉をかけてなだめると、松はようやく素直に動き出したという。こうして事なく橋の材料となった老松を見送った後、姫は庵を結んで仏門に入ったと伝えられている。
- 広まり方
- 1962年の『あしなか』に掲載された大場聖子の「阿古耶の松」に記録がある。
- 地域
- 山形県山形市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ