むじなのろうじん
むじなの老人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道で出会った白ひげの老人についていくと通常の何倍も時間がかかり、老人は急に背が伸びてむじなだと分かったという。
- 細部
- 夜、遠野町のさびしい一本道を歩いていると、進む先に白いひげをたくわえた老人の姿があり、白装束に麻裏の草履といういでたちで立っていた。それからというもの、本来なら一町ほどの距離をなぜか二時間半もかけて歩くことになったが、おおまがりという場所を通るとき、その老人が後をついてきて「痛い痛い」と腰をのばした途端、それまでよりも三尺も背丈が高くなったという。この様子から、この老人の正体はむじなだろうと語られている。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、岩崎敏夫による岩城郡遠野町入遠野民俗誌の採集雑記に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ