ろうばのたたり
老婆のタタリ
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 村人が老婆を追い出して家を焼いた後、その祟りを恐れて火の神である愛宕を招いたという由来。
- 細部
- 梶谷には愛宕様が祀られており、火を司る神とされている。この祭祀の起こりとして、昔、村人たちが一人の老婆を追い出し、その住まいを焼いたという出来事が語られる。火によって人を追った以上、火にまつわる報いが返ってくるのではないかと恐れ、火の神を迎えて鎮めたのだという。祭日は一月二十四日とされる。加害の記憶がそのまま神を祀る理由として保存されている点が特徴である。
- 広まり方
- 1979年刊『遠山の民俗』の信仰の章、民間の小祠の項(東京学芸大学民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ