ろくさんさま
ロクサン様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 肩や腰が急に痛むロクサンにかかったときは、ロクサン様に豆腐を供えて祈るか氏神様に豆腐を上げて祈れば治るとされた。
- 細部
- 肩や腰が何の前触れもなく急に痛みだす症状のことを、この地方ではロクサンと呼んでいた。ロクサンにかかってしまったときには、ロクサン避けの心得がある人のもとを訪ね、その導きに従ってロクサン様へ豆腐を供えて祈願する、あるいは氏神様に同じく豆腐を上げて祈るという方法がとられた。こうして祈りを捧げれば痛みは治まるとされ、専門の医療とは別に、信仰にもとづく治療の手段として受け継がれてきた。
- 広まり方
- 1974年の『粕尾の民俗―栃木県上都賀郡粟野町旧粕尾村(下粕尾は除く)―』所収「七 信仰」(東洋大学民俗研究会)に記録がある。
- 地域
- 栃木県鹿沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ