ろくさん
ロクサン
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 片品村では、暦の計算で出るロクサンに当たると手足や腹が痛み、呪術に通じた人に頼んで除けてもらうと伝わる。
- 細部
- 片品村に伝わる話。ロクサンと呼ばれるものに当たると、手足や腹に痛みが出るとされている。ロクサンにはトビロクサン・月ロクサン・年ロクサンといった種類があり、それぞれ暦を計算することで、いつ当たるかが分かるのだという。実際にある人が腹を病んだとき、呪いに通じた老人に頼んでロクサン除けをしてもらったところ、たちまち病が治ったと伝えられている。こうした種々の呪術を使いこなせる人には、狩りをしない者が多いともいう。ロクサンヨケの呪いを心得た人に頼めば治るというのが、この地方での対処法だった。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』掲載、野口長義「南会津の民俗(三)」に記録されている。
- 地域
- 群馬県片品村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ