ろくろくび
轆轤首
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寛政元年10月、敦賀の下女がうめく声に持病の発作かと様子を見ると、その首だけが屏風を上っては落ちを繰り返していたという。
- 細部
- 江戸時代、寛政元年の10月のことである。越前国敦賀のある家で、夜がすっかり更けたころ、下働きの女がうめくような声を上げているのが聞こえた。持病の痰の発作でも起きたのかと様子を見に行ったところ、目にしたのは信じがたい光景であった。下女の首だけが胴体から離れ、屏風を一尺か二尺ほどの高さまでするすると登っては、また落ちるということを繰り返していたのである。轆轤首と呼ばれる怪異の一例として、随筆にその様子が書きとどめられている。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成』第2期所収、橘春暉の「北窻瑣談」に記録がある。
- 地域
- 福井県敦賀市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ