ろくぶのれい
六部の霊
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- かつて祖先が旅の六部を手にかけた祟りを鎮めるため、旧士族の家々が年三回輪番で一門講を続けていると伝わる。
- 細部
- 旧士族だった十軒の家々では、今もなお年に三度、順番を決めて一門講という集まりを開いている。その由来は、かつて先祖が諸国を巡礼する六部を手にかけてしまったことにあるという。以来、殺めた相手の霊を鎮めるための供養として講が続けられており、もしこれを怠れば速やかに祟りが及ぶと言い伝えられている。信仰と恐れの両面から、講は長い年月にわたり絶やされずに受け継がれてきた。
- 広まり方
- 『日向民俗』1981年掲載、瀬戸山計佐儀による都城市高木の聞き書き記録に残る。
- 地域
- 宮崎県都城市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ