ろくぶがもうじゃのこえをきいたはなし
六部が亡者の声を聞いた話
国内
未確認生物
- どんな話か
- 諸国を巡る六部が村の墓地で夜を明かしたところ、真夜中に亡者たちが語り合う声を耳にしたという話。
- 細部
- 国東町に伝わる話で、諸国をめぐり歩く修行者である六部が、旅の途中でこの村の墓地に泊まり込むことになった。あたりが寝静まった真夜中、本来誰もいないはずの墓地から、亡くなった者どうしが言葉を交わし合うような話し声が聞こえてきたのだという。姿を見せることのない亡者たちが声だけで気配を示すというこの話は、墓地が日常の暮らしの場とは一線を画す領域として意識されてきたことを物語っている。
- 広まり方
- 1986年の『大分県史 民俗篇』第一章、小泊立矢によるムラの領域の項に記録がある。
- 地域
- 大分県国東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ