さがみはらのやねにとどまるたましい
相模原の屋根に留まる魂
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 死後四十九日のあいだ魂は屋根の棟にとどまるとされ、毎日温かい飯を仏前へ供えた。
- 細部
- 人が亡くなってから四十九日が満ちるまで、その魂は家を離れずに屋根の棟のあたりに留まっていると考えられていた。だからこそ、この期間は毎日欠かさず湯気の立つ飯を仏前に用意しなければならないとされた。魂がまだ家の内にいるという前提が、供膳の作法を支えている。日々の供養が形だけの習慣ではなく、家に居る死者へ食事を出す行為として理解されていたことを示す伝えである。
- 広まり方
- 1933年の『旅と伝説』に載る鈴木重光「神奈川県津久井郡地方」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県相模原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ